大蛇倉沢道 【仕事径】

 大蛇倉山から大蛇倉沢右岸の車道まで、尾根筋や谷を縫って続く仕事道。誰が何のために付けたものか、道の感じからして猟師道かもしれないと思われる。予想外に踏まれていた。

● 大蛇倉山~車道(大蛇倉林道)出合

 大蛇倉山と日航ノ頭の鞍部まで移動し、日航ノ頭に登らず左にトラバースする。意外にも微かな踏跡があった。
 日航ノ頭から北東に2本の支尾根が伸びるが、トラバースして最初の方、大蛇倉沢に落ちる北寄りの尾根に乗ると、尾根を下る踏跡がついていた。尾根の僅かに右手を下る踏跡は、尾根が二手に分かれる1670M圏で完全に尾根に乗る。
 右手の急斜面を谷へと下り始めると、どこでも歩けるため踏跡はやや曖昧になる。水流の乏しい谷へと下りつき、沢を下り始める。沢の地形に応じて踏跡は現れたり消えたりするが、流れに沿って下るだけなので迷うことはない。滝は全て傾斜が緩く、岩場通過の要領で下降できる。1450M圏の大蛇倉沢左俣への合流点では、踏跡は左岸を高巻きながら小沢を渡り、左俣本流の右岸から合流点に降り立つ。
 合流点から下流は、落葉が敷き詰められた絵のように美しい幅広の谷を下って行く。踏跡は分かりにくいままだが、どこでも歩けるので不自由しない。谷が左にカーブすると、1360M圏で大蛇倉林道(中ノ沢林道大蛇倉支線)に出る。神流川本谷まで、小一時間の歩きとなる。

 

⌚ฺ  大蛇倉山-(50分)-大蛇倉林道1360M圏 [2012.4.28]
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標高1550Mあたりで下る小沢
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1400Mあたりは谷が広く美しい